リファラル採用に取り組まれるのはとても素晴らしいと思います。
まず結論からお伝えすると、リファラル採用=社員紹介は制度やインセンティブだけ用意しても上手くいきません。
まず、紹介してもらう社員さんが自社の事を深く理解し、働くことに満足していることが必要となります。
そのため、全員一律に依頼するよりも、いわゆるエンゲージメントの高い人に絞って進めた方が良いかもしれません。
その上で会社の事をどのように説明するか?という手間を省くために、採用ピッチ資料などを用意してあげると声を掛けやすくなります。
また、興味がある知り合いがいた時にどのように人事に連絡をすれば良いのか?という後工程も事前に決めてあげると安心してもらえます。
選考に進んだ方がいた場合には、紹介してくれた人に選考の進捗や結果を丁寧に報告することも忘れてはいけません。
せっかく紹介してもらったのに不採用になった場合、知り合いとの関係性に影響してしまう可能性もあります。
紹介者からもフォローしてもらうよう協力してもらうと良いかと思います。
最後に、これらのリファラル採用は通常業務と別におこなうことになるため、プロジェクトとして会社の業務であることを理解してもらい
定期的にMTGを実施したり、あるいは紹介のための飲食費を援助したりするなどバックアップの体制を整えると良いかもしれません。
インセンティブはあるに越したことはありませんが、最後に検討するくらいでも良いと思います。